2008年08月23日
Oh-恋は


そんな、ノリでは語れない風船爆弾の話を報道特集NEXTで放送していた。
当時の物資不足の中苦肉の策として考えられたのが、和紙と、コンニャクを貼り合わせて作った気球に爆弾を搭載した風船爆弾を偏西風に乗せてアメリカ本土に向けて飛ばすといったとんでもない作戦。(2日で到達出来る計算だった。)
実際に10,000個近く作られアメリカ本土に到達した事が、確認されたのが300個程度で推定1,000個は到達したと考えられるとの事。
この兵器を作っていたのが当時の女学生達で人手が足りない過酷な作業でヒロポンを打たれながら、作業していたらしい。
この兵器の弱点が昼間は太陽熱で気球の中のガスが温められ高度が維持出来るが夜間の高度維持が困難だった。
それを解消したのが軍部最高機密だった高度維持装置というもので、気圧が下がったのを感知して重りを切り離す装置、しかもこの装置の何ともシンプルなこと、でもこれで推定1,000個はアメリカに着いたというから驚きである。
この風船爆弾はアメリカの徹底した情報規制により、日本には到達の事実は伝わらず作戦中止に追い込まれた。
アメリカでの風船爆弾の犠牲者は、6名の民間人だけだったらしい。
風船には爆弾じゃなく夢を乗せて飛んでほしいものです。

そして今日の昼飯が麻婆豆腐とヘチマの味噌汁でございます。
Posted by むにら at 19:24│Comments(0)
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